お空に帰る赤ちゃんに、愛を込めた最期を 洲上 雅子

名前
洲上 雅子
キャッチコピー
そばにいます、ずっと
一言
お空に帰った赤ちゃんとご家族のために、
心を込めた棺・布団・お洋服をお届けする看護師。
「赤ちゃんは悲しませるために生まれてきたんじゃない」
そのメッセージを、一緒に見つけます。

赤ちゃんを見送るご家族に、尊厳ある時間を

看護師45年の経験から生まれた、ベビーグリーフケア。
お空に帰る赤ちゃんとご家族のために、
心を込めた棺・布団・お洋服をお届けしています。

医療用トレーではなく、愛情に包まれた旅立ちを

私が19歳の看護学生だった頃、
病院で亡くなった赤ちゃんが医療用トレーに入れられ、
何も被せられることなく冷蔵庫に保管されていました。
退院時には薬品が入っていたダンボールにガーゼを敷いて、そのままお母さんに渡される。

その光景を目にしてから45年。
医学は目覚ましく進歩したのに、この部分だけは何も変わっていませんでした。

「こんなはずじゃない」

その想いから、私は棺・布団・お洋服を作り始めました。
現在は病院にストックを置かせていただき、
必要なご家族に選んでいただける形で提供しています。

「亡くなること」に意味がある、という視点

45年間、高齢者看護や訪問看護、緩和ケアに携わってきました。
多くの方の最期に立ち会う中で、気づいたことがあります。

誰一人として苦しそうな顔でなく、穏やかに旅立っていく。
家族が席を外した瞬間に息を引き取る方もいれば、
手を握られたまま安らかに逝く方もいる。
それぞれが「その人の望む形」で最期を迎えているのです。

父を看取った時、
壁に光のドアのようなものが現れ、
それが父の胸元に流れ込んだ瞬間、
心電図がゼロになりました。
その時確信したんです。

「亡くなるって、悲しいことだけじゃない」と。

赤ちゃんも同じです。
胎内記憶の研究を学ぶ中で知りました。
赤ちゃんはお母さんを選んで生まれてくる。
そして自分の人生の目的を持って、この世に来てくれている。

たとえ短い命であっても、そこには必ず意味があります。

私がお届けしたいのは、「物」ではなく「想い」

正直に言います。
私には明確な「答え」はありません。

「不幸じゃないよ」なんて、軽々しく言えません。
そんな言葉を言われたら、
「あなたは不幸だと思っているのか」と傷つく方もいるでしょう。

だから私は、ただそばにいます。
黙って扉を閉めて、
気持ちが収まるまで、
ずっとそこにいます。

棺を通してお伝えしたいのは、
「赤ちゃんは悲しませるために生まれてきたんじゃない」ということ。
そして「一緒に、赤ちゃんのメッセージに気づいていきましょう」ということです。

活動への想い

この活動を続ける中で、嬉しい出来事がありました。

看護師の仕事が嫌で辞めた方が、
ご家族の看取りに私たちと一緒に寄り添う中で、
「もう一度、こういう看護がしたい」と復職されたこともありました。

愛に溢れた人たちに囲まれ、みんなが幸せになれる社会。
それが私の願いです。

必要なご家族に、この想いが届きますように。

心の奥にあった「何もできなかった」という想い

自分の道筋のきっかけになった、あの日に目にした光景

看護学生だった、あの時。
産婦人科病院でアルバイト。
今も心に突き刺さる場面。

「亡くなられた赤ちゃんが薬品が入っていたダンボールにガーゼを敷いて、
ガーゼをかけて、お母さんに渡された、あの夏の光景」

その場面を見た時、「何でこんなんだろう」って思いました。

でも、学生だった私には何もできませんでした。

何も変わっていなかった現実

それから看護師として働き、
高齢者看護や訪問看護、緩和ケアに携わってきました。
目の前の患者さんに向き合い、懸命に働いてきました。

そして35年、時が流れました。
同じような状況で赤ちゃんが、親御さんに渡されているという情報を耳にしたんです。

愕然としました。

こんなに医学が進歩しているのに、
そこだけ何も変わってない。
納得できませんでした。

ちょうど子育ても一段落したタイミングでした。
「私が棺と布団とお洋服を作ってあげたい」
そう決めたんです。

「死」の意味をについて想うこと

活動を始めたものの、正直迷うこともありました。

「これでいいのか」
「どう伝えればいいのか」と。

「亡くなるって、辛いことや悲しいことだけじゃないんだ」

最期には綺麗な光が差して、
そこから迎えに来てくれているんだって、思うようになれたのです。

それから胎内記憶の第一人者、池川明先生の講座を受けました。
「赤ちゃんはお母さんを選んで生まれてくる。自分の人生の目的を持って生まれてくる」
という話を聞いた時、すべてが繋がった気がしました。

亡くなることにも、意味がある。
生まれてきたことと同じように。

伝えたいのに、伝え方がわからない

今も正直、悩んでいます。

この活動を広めたいと思う一方で、
「言葉を使うことで傷つく人もいるんじゃないか」という恐れもあります。

「不幸じゃないよ」なんて、私が言っていいことじゃない。
そう思うんです。

だから、私にできるのは「そばにいること」だけなのかもしれません。

黙って扉を閉めて、
気持ちが収まるまで、ずっとそこにいる。
そういう存在でありたいと思っています。

若い世代が受け取ってくれた想い

それでも続けてきて良かったと思える瞬間がありました。

講演会で話をさせていただいた時、
高校生たちが「着物や服を作りたい」
「お布団を縫わせてほしい」
「棺を作らせてもらいたい」と声をかけてくれたんです。

若い子たちに、この想いを分かってもらえた。それが何より嬉しかった。

こんな素敵な未来を紡ぐ人達がいる。
誰かを思いやることのできる社会。
今、そう心からありがたみを感じています。

これから

私の活動はまだ小さいです。
伝え方も、まだまだわかりません。

でも、必要なご家族に届けたい。
一人でも多くの方に、
「産まれてきた赤ちゃんはきっと、あなたに伝えたいメッセージがあるんだよ」って、
一緒に気づいていけたらと思っています。

お空に帰った赤ちゃんとご家族のために

何も言葉にできなくても、大丈夫です

赤ちゃんを見送ったご家族の中には、
自責の念や深い悲しみで、
どうしていいかわからなくなる方もいらっしゃいます。

私は看護師として、
多くの「お別れ」に立ち会ってきました。
だからこそ、言葉にならない想いがあることを知っています。

「なぜ」と問い続けてしまう日々。
誰にも言えない孤独な気持ち。
前を向けない自分への焦り。

それは、あなたが弱いからではありません。
それだけ、大切でかけがえのない存在だった証です。

一緒に、赤ちゃんのメッセージに気づきませんか

私がお伝えしたいのは、
あなたに起きた出来事が、悔やむことだけではないということ。

そうではなくて、
「赤ちゃんは、きっとあなたに伝えたいメッセージがある」ということです。

その答えは、私が持っているわけじゃない。
見つけていくものだと思っています。

だから、もし今、言葉にならない想いを抱えているなら。
もし、誰かにそばにいてほしいと感じているなら。

ただ、お話を聴かせてください。

ご連絡について

現在、病院を通じて棺・布団・お洋服を提供させていただいています。

もし直接お話を聞きたい、相談したいという方がいらっしゃいましたら、LINEでご連絡ください。

気持ちが収まるまで、ずっとそばにいます。
そういう存在でありたいと思っています。

あなたの心が癒えて、時間を取り戻すその時まで。